元・犬夜叉備忘録
感想書き、終了しました。ご愛読(?)ありがとうございました!
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

落日
感想の前に一言。
私は、鬼の首の岩で仕込んだ四魂のかけらがまだ鉄砕牙にあると思っていたのですが、それは間違いでした。あの直後、魍魎丸がかごめから四魂のかけらをあっさり奪い取っています。そのとき、頭の片隅に「あれっ、かごめまだかけら持ってたっけ…?」と疑問に思ったか思わなかったか、なんとなく状況を見逃していました。かごめがかけらを持っていたということは、鉄砕牙に仕込んだのをかごめが取り出したのですねー。確かに、奈落に近寄られると犬夜叉が妖化して仲間にまで襲いかかるような状態だと危なくて仕方がない。取り出すのも当然です。
でも、誌面にまったく描かれなかったもんなー。
つくづく、舞台の裏側は読者の想像に任せるという感じ。
今回、元気になって再登場した琥珀が、殺生丸の元でどのような治療や看護を受けたのかもまた、想像によって補うしかないのでしょうか。

で、感想ですが、いやまったく、予想もしないことが起こりつつあるようです。
桔梗の霊力と奈落の邪気が戦う四魂の玉を、めでたく汚すことに成功した奈落。確かにまだくたばられちゃ困りますが、それはつまり桔梗の敗北を意味していました。仮に奈落を滅することができたとしても、桔梗の運命はすでに変えられないところまで来ていたのかも。
奈落は勝ち誇って桔梗にとどめを刺そうとしますが、なんたることか、かごめが身を挺してくたばりかけた桔梗を守ります。その姿はちょっと感動的でした。だって、桔梗の上から覆い被さったって、ただ一緒に貫かれるだけだもの。もちろん犬夜叉がそれを守りますが、奈落はあっさり引き上げていきました。桔梗を見送る時間を一行に与えてくれたのですね。優しいとこ、あるなあ。そういえば、人が悲しむのを見るのは好きでしたっけ。ゆっくり悲しめということですね。
桔梗はかごめに梓山の弓をゆずり、琥珀のかけらを任せました。かごめにしかできないことだ、あとは頼む…という感じ。そして、自分が奈落に負けたかどうかは、奈落が死ぬときにわかるだろう、とも言っています。ラストで奈落が死ぬとしたら、犬夜叉たちの勝因には今回のことが影響することになりそうです。
かごめがヒロインである以上、桔梗がいつまでも生きていては都合が悪いことは確かです。桔梗が死ねば、三角関係問題はあっさり解決しますし、圧倒的な存在感をもって戦っていた桔梗の役割を押しつけられるヒロインかごめの試練も描けますし。前回は水の中の桔梗をかごめが救いましたが、今回もまた同じ展開にするわけにはいかないだろうと思っていたら、いかにもかごめが桔梗を救うと見せかけて、今回は救えなかったという展開だったのですねー。理想的には桔梗の魂と霊力がかごめの中に還ればいいのでしょうが、どうなるのでしょうね。とりあえず、奈落の腕の中では絶対に死なないぞと力んでいた桔梗、最期の時を犬夜叉の腕の中で迎えられそうです。よかったね、というべきなのでしょうか…?

しかし、桔梗はどのように死ぬのでしょう。神楽のように飛散するのでしょうか。焼きものの身体なので、あっさりと土に還るのでしょうが、まだ目も開いていて意識もはっきりしているようです。あんなにボロボロになっていては死魂を体内にとどめておくこともできないでしょう。すでに死人なので、天生牙で救うこともできないでしょうし、かごめが桔梗の墓土を練り込んでも駄目なのでしょうか。桔梗はまだ死んでいませんが、この状態から生還するわけにはいかないでしょう。すでに犬夜叉も覚悟し、これから桔梗と最期の別れをしようとしています。桔梗を救えなかった自分の無力さに悔し涙を滲ませて謝るかごめ。泣くな、私の魂は救われたのだから、という桔梗の心はかごめに伝わるのでしょうか。蘇った直後は地獄に一直線だった桔梗の魂は、今度こそ安らかに眠ることができるのでしょうか。裏陶の後継者はいないのでしょうか。
桔梗の墓を守る楓も、村で血のような赤い夕焼けを見つめています。姉が再びいなくなる気配を感じ取っているのでしょうか。
それにしても、一行が桔梗とのお別れをしている間も、奈落は一直線に琥珀の元に向かっているに違いありません。その場で桔梗にトドメを刺そうとしたのを犬夜叉に阻まれ、そのまま戦闘になれば犬夜叉一行に勝ち目はなかったと思います。絶対、犬夜叉を半殺しにし、犬夜叉の力を引き出す存在であるかごめも殺して、非戦闘員ともいえる鋼牙(今週出番なかったけど、まさか逃げたのか…?)、珊瑚や雲母、七宝なんかは放っておくとしても、弥勒は殺しておいたほうがよかったでしょう。それを怠って行ってしまったのは、一刻も早く、今なら汚れているはずの琥珀のかけらを取り込みたいからでしょう。のんびり桔梗とお別れしていて大丈夫かいな。
その琥珀、桔梗の元に向かおうとじたばたしてりんに引き止められていますが、御大殺生丸は「手遅れだ」と一言。風の匂いが変わったのだそうです。してみると兄は、風の匂いだけで第一線の光景が手に取るようにわかっていたのでしょう。あえて傍観者を決め込んでいた理由は…もしかして、冥道残月波が完成していないとか。まさか、犬夜叉が倒されてから出て行かなくては目立たないなんて浅ましいことをお考えではないでしょうね。…まあ、それはないだろう。もはやそこまで弟をライバル視してはいないかと思われます。

さて、奈落が「かけらはあと一個」と明言しました。
しかし、かけらは一つだけ現代まで残り、能面が持つことになるはずです。
能面に入っていたかけらはかごめが回収して過去に持ち込み、今は奈落の手にあるはず。
琥珀のかけらが能面のかけらだとすると、もう玉は完成していることになるのかしら。
ということは、奈落も知らないかけらがあと一つあるの?
それとも、琥珀のかけらはついに奈落に奪われることなく、犬夜叉が最終形鉄砕牙で奈落を倒し、琥珀は天寿を全うしてかけらがのちに伝わるのかしら?
でも、琥珀の清浄なかけらで奈落の玉を浄化する作戦をかごめが引き継ぐよう桔梗に遺言されてるし(ほぼ完成した清浄な四魂の玉でも奈落を浄化できなかったのに、琥珀のかけら一つで何ができるんだ、と思わないでもないですが。その時に今回桔梗のしたことが役に立つということなのかな?)。
仮に琥珀のかけらが能面のかけらだとして、能面のかけらを奈落がすでに持っているということは、琥珀のかけらを合わせて四魂の玉が完成した場合、どこかにかけらがまだ一つ残っているということになるのかしら。だとすると、それが能面のかけらってことになり、全然辻褄が合いません。
SF的には…現代の能面のかけらを過去に持ち込んだ時点で歴史は変わり、そのかけらが過去で玉になって浄化されて消滅すれば、その後は、かけらが現代まで持ち込まれない新しい歴史が構築されることになる。能面が食べたヤンキーたちも、きっと無事大人になることでしょう。かけらが能面から回収されるまでどのような役割を果たしていたかわかりませんが、四魂の玉が過去で消滅すれば、現代は大きく変わるはずです。かごめが元の日常に戻れる可能性はほとんどないはずですが、…SFじゃないからなあ。
さあ、どう解決するつもりなんだ。






今回ばかりは美しい桔梗を描きたいと思いつつ、私如きに描けるはずもなく、なんならいっそサボるかと思っていたところ、はずみで人様のイラストをパクらせて頂くことにしました。パクっていいのは構図だけだったかな? そのまま下絵にしちゃったよ、ごめんL様。そして、「バクれ~、バクれ~」と悪魔の囁きを下さったL様自身、原作から構図をバクったとおっしゃいますが、きっと原作より綺麗よ。L様のイラストそのまんまの構図だと、パクリだとご批判を受けると思うのですが、できあがりが月とすっぽんですので、この一枚だけ大目にみてください。
願わくば、L様がここをごらんになって、イラストの続きを描く気が失せたりなさいませんように…。


スポンサーサイト





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。