元・犬夜叉備忘録
感想書き、終了しました。ご愛読(?)ありがとうございました!
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冥道
最後の光、琥珀の四魂のかけらを守れという桔梗の遺言に従って、琥珀を探そうとかごめが提案し、一行は出発します。犬の鼻は、殺生丸が別の妖怪と一緒なのを嗅ぎ分けていますが、どうやら義理の母の匂いは知らないらしい。当然琥珀の匂いも嗅ぎ分けているはずですが、誰も琥珀はどこだと犬夜叉に問いません。まだ腫れ物扱いなのでしょうか。もう元気に見えますが。
その琥珀、殺生丸と一緒に殺生丸の母の御殿へ。母の御殿てことは、父君の自宅だったところなのでしょうね。西国なのでしょうか。犬の鼻は追ってこれるのでしょうか。
玉座のような倚子にふんぞり返る母に、息子が言います。「冥道の広げ方を父から聞いているはずだ」。その情報を殺生丸がいつ知ったのかが不思議でなりません。天生牙が武器として使えることは刀刀斎に鍛え直してもらって初めて知ったはず。かつて鉄砕牙について詳しく教えてくれた木のところへでも行ったのでしょうか。
母君は夫から冥道石というものを預かっていました。殺生丸が訪ねてきたら使えと遺言されたそうです。しかし、それを使えば殺生丸が危険に陥るらしいが恐れたり悲しんだりしてはならぬと言っていた、と冷酷な笑顔を浮かべて我が子に話します。恐れたり悲しんだりするタマでしょうか、この女が。旦那様は騙されていたのでしょうか。そして、本性を知ったときに、ついふらふらと浮気をし、浮気が本気になったと…?
「どうする? 殺生丸。母は不安でならぬ」と母は言いますが、それジョークですか? お母様。
心にもないことを、と息子が白け顔で言うと、母は冥道石から冥界の犬を繰り出しました。
殺生丸が冥道残月破を撃ちますが、冥界の犬には通じない。いや、それより、殺生丸の冥道残月破、細いんですけど。円とはほど遠く、まだまだ完成しない模様です。大丈夫なのでしょうか。
冥界の犬はりんと琥珀を巻き込んで、冥道残月破の軌道から冥界へ逃げていきました。舌打ちして、あとを追って軌道に飛び込もうとする殺生丸を母が呼び止めます。子供を助けに行くのか、ずいぶんと優しくなったものだな、と。
犬を斬りに行くだけだ、と殺生丸はそのまま軌道から中に入りますが、いやホント優しくなりましたよねー。…と思わせておいて、油断するとえらい目に遭いそうなスリルがゾクゾクの魅力な人…いや、妖怪です。多分生まれて初めて、しかも弟に半殺しにされ、さらに殺せたのに殺さなかったというお情けで生き延びる屈辱を味わったときにりんの好意を受け、狼にかみ殺されたりんを見て多分心を痛めて生き返らせ、何かと頼りにされるうち神楽の存在を認め、神楽の死を侮辱した魍魎丸の言葉で動いた感情によって天生牙に認められ、兄も成長した…はず。
殺生丸を飲み込んで、冥道残月破の軌道は閉じてしまいました。心配する邪見に母が言います。
冥道が閉じたら最後、生きて戻っては来られない、と。
「だから行くなと言ったのに」と母君は脇息に取りすがって嘆いていますが、それはギャグですか? お母様。
冥道の中が初公開されました。落ちたら最後みたいな細い一本道です。おそらく冥界に続いているのでしょう。りんと琥珀を巻き込んだ犬を殺生丸が見つけて爪攻撃。いざ勝負です。
成長した兄上、きっと今回の試練も無事乗り越えられることでしょう。
しかし、母君の御殿に残された邪見は心配し、あまりに危険な試練だと母君に抗議しますが、母は涼しい顔で、「刀の成長に多少の犠牲は仕方がない」と。
犬の背中に子供二人を見つけた殺生丸、いったい何に驚いているのかわかりませんが、二人はよほど危険な状態にあると考えていいのでしょうね。それとも、りんを守るように片手で抱き寄せたまま気絶している琥珀の手がりんに触れている場所に文句でもあるのでしょうか。

案の定母は息子に、りんや琥珀を連れ歩いていることを突っ込みました。人間が嫌いなはずではなかったのか、エサにするつもりか? とニヤニヤ息子をからかっているようにも見えます。してみると、母本人はそれほどでもないのに息子は昔から人間が嫌いだったらしい。もしかして、あんまり考えたくはないのですが、息子は母のために、母から父を奪った女が代表する人間というものを憎んでいたのでしょうか。つまり、殺生丸はマザコン…?
初登場時の殺生丸と同じくらい冷酷な性格にみえる母君がギャグを飛ばしているのは、息子への愛情の裏返しなのですか? 母子は意外と仲がいいのですか? 素直になれないだけなのですか?
そういえば、「母は不安でならぬ」「心にもないことを」という掛け合い漫才は、なにやらまったく相手にされてないけどずっと想い続けている彼女が、叶わぬ想いと知りながらまとわりつく彼をからかっているようにしか見えません。殺生丸が母親を尊敬していないらしい理由はこういう軽さにあるのかもしれませんね。といって、手荒なことをする素振りも見せないので、別に蔑んでいるわけではなく、案外対等な関係なのでしょうか。おお、理想的。
いずれにしろ、久しぶりに息子と会ってはしゃいでいるらしい母。相手を虐めて苦しむのを見るのが愛情表現なのかも。なるほど、そのあたりが原因で、夫が人間の女に走ったのかもしれませんね。

今回冥道残月破の冥道内が紹介されましたが、風穴の中も、いつか紹介してくれないかなー。




きっと、お母様の愛の鞭でビシビシにシバかれて育ったのだろうな、と想像する。
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