元・犬夜叉備忘録
感想書き、終了しました。ご愛読(?)ありがとうございました!
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黒い刃
犬兄弟が異世界へ飛ばされた跡地に刀刀斎が愛牛で降り立ちました。もうすぐ鉄砕牙と天生牙が一つになるのだそうです。せっかく見届けに来たのに、二本の刀は異世界の中の冥道の中。犬兄弟は無事に帰ってくるのでしょうか。
犬夜叉が冥道の中で鉄砕牙継承者モードを発動するさまを、殺生丸は静かに見守っていますが、奈落はそういう気分ではないようです。殺生丸を利用して犬夜叉を倒すのに失敗し、犬夜叉がますます強くなってしまったというなら、殺生丸が冥道に投げ捨てた天生牙を使って犬夜叉の息の根を止めようと考えました。天生牙には神無の鏡のあやかしのかけらが仕込まれています。それを通じて天生牙を操ることなど奈落にとっては造作もないらしい。奈落に操られた天生牙が、犬夜叉に向かって金剛槍破を放ちました。金剛石の刃が犬夜叉の身体を貫きます。犬夜叉ももちろん、見ていた殺生丸も奈落の瘴気を嗅ぎつけました。
捨てた愛刀が勝手に弟を襲っていると見るや、殺生丸がふわりと飛び上がり、冥道の中に入ってきました。勝手に戦う天生牙をしっかりと握ります。
こんな刀に未練はないと言いつつ、拾いたくなっても拾えない冥道の中に捨てたこと自体、他の場所に捨てたら拾ってしまいそうだという未練を感じさせましたが、冥道の中に捨ててさえ即刻拾ってしまいましたね、兄上。ま、本当に未練がなければ頭の中でわざわざ未練の有無を意識したりはしないでしょうが。
殺生丸が天生牙を握ったのを見て、奈落は天生牙を操るのをやめました。自分でとどめを刺したくなったのならそうするがいい、というわけですが、実際は殺生丸に握られた天生牙を操ることなどできないに違いない。殺生丸は冥道の中で天生牙を構え、弟に鉄砕牙を抜けと命じます。もはや我らの戦いに奈落が立ち入る隙はない。それに、答はすでに出ている。
殺生丸は、やや悲痛な表情で天生牙を鉄砕牙に向かって振り下ろしました。天生牙にビシビシとヒビが入り、鏡のかけらは払われました。そして、天生牙が鉄砕牙に吸収されて刀は一つになったのです。殺生丸にはそうなるのがわかっていたようです。長年なまくら刀呼ばわりしつつも常に持ち歩き、幾度もその結界に護られ、冥道残月破の完成を共に目指し、りんの危機にそのお助け能力にすがった愛刀との最後のときだと。未練はないわと投げ捨てるだけのつもりだったのに、自らの手で愛刀に最期の時を迎えさせた殺生丸の心中はいかばかりなことだったでしょう。
答はすでに出ているというのは、つまり鉄砕牙の継承者は自分ではなく弟だということなのでしょうね。兄上はすでにそれを認めたのでしょうね。そこには父親への憤りも、形見の刀への執着もありはしません。これで兄上は父親を越えたと信じます。
天生牙を吸収した鉄砕牙の刃は黒くなりました。弧を描くその姿はまさに冥道残月破です。お助け能力も移行したのでしょうか。持ち主が替わり、刀が生まれ変わったということは再びりんや邪見を救えるようになったのでしょうか。それはともかく、大変なことになりました。鉄砕牙が妖力を取り戻したことで、妖化していた犬夜叉がいつもの半妖に戻ってしまいました。ということはつまり、今まで冥道を覆い尽くさんばかりに溢れ出ていた妖力が消えて、暗く深い冥道の中に犬兄弟が取り残されてしまったわけです。
ついに今週も冥界にたどり着くでもなく、冥道から出てくるでもなく次回に続きます。兄上は一度自力で冥界から脱出していますので、刀の継承者である弟に同じことができないはずはありません。しかし、これは最後のチャンスかもしれないなあ。兄弟で冥道に入るなんて二度とないだろうし、できればこのまま冥界に行って父親に会ってきてもらいたいものです。この機会を逃せば父上の出番はないだろうし。
そして、冥道から脱出したら、ぜひかごめたちのいる場所に戻ってきて欲しい。脱出したはいいものの、まだ異世界だったらまどろっこしいです。異世界に飛ばしたのは兄弟の戦いに外野がうるさいからという白夜の親切心(?)からでしたが、戦いが終わったからといってお疲れ様でした、と元の世界に戻してくれるとも思えないし、兄弟で協力して元の世界に戻ろうとする姿はあんまり見たくないかも。
久々に悪役モードの兄上でしたが、天生牙に襲われる犬夜叉を助けるように冥道の中に飛び込んでしまいました。奈落の思惑に乗りたくないという気持ちはわかりますが、これでは弟を助けに来たとしか思えません。父を越えた兄上はこのままお助けモードの人格者になってしまうのでしょうか。刀刀斎は殺生丸が天生牙を失うことを知りながら、手みやげの刀の一つも持たずにやってきたのでしょうか。手ぶらで殺生丸に会いに来るなどという度胸が果たして刀刀斎にあるのでしょうか。連休後が楽しみです。
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