元・犬夜叉備忘録
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巫女の結界
犬一行が瞳子の社に行ってみると、社は奈落の蜘蛛の糸に覆われていました。最初はかごめにしか見えなかったはずの奈落の蜘蛛の糸、先週から七宝にも見え始め、今や村人にも見えています。七宝に霊力がついたというよりは、奈落に糸を隠す意図がなくなった? …スミマセン。
毒に強くなったバージョンアップ飛来骨は蜘蛛の糸に効果抜群でしたが、瞳子の結界にはじき飛ばされてしまいました。それに、蜘蛛の糸を切っても瞳子を倒せるわけではありませんし、瞳子は自分の意思で巫女の結界を張っています。巫女の結界を破れるのは巫女だけ。瞳子の言葉に、かごめが売られた喧嘩を買うように弓を構えました。瞳子の結界の印を結んでいるのは、鈴。その一つでも射れば結界は崩せるはず。かごめの矢は、小さな鈴を見事真っ二つにしました。すさまじい上達ぶりですね。高校生になったら、弓道部に入って全国大会優勝間違いなしです。
結界の鈴を切られた瞳子は、「つながったな」と意味深な笑みを浮かべました。次の瞬間、かごめは社の中へと引きずり込まれました。目の前には仁王立ちの瞳子。消えたかごめを仲間が心配しますが、巫女の結界が巫女にしか破れないならば、一行はこのまま蚊帳の外なのでしょうかね。
瞳子に対してまったく戦意のないかごめは、瞳子に「あなたを救いに来た」と言いますが、瞳子は「笑止!」と、武器の鈴を鳴らします。かごめの肌が切り裂かれ、周囲の床にかごめの血が円状に飛び散りました。この血は檻と同じで、かごめはもう動けないはずでした。
しかし、瞳子の背後に奈落を見たかごめは、キレました。殺した巫女の後ろでこっそり覗き見する奈落に、「卑怯者」と叫んで、渾身の力で背中の矢を取り、奈落を射ます。当然殿は逃げましたが。
かごめに対して、この程度の霊力と命を奪うために、奈落が自分を殺してまで利用したことが腑に落ちなかった瞳子、かごめが動けることに少しは感心したかもしれませんが、やはりかごめ自身には何の価値も見いださなかったようです。奈落が自分に命令した、奪うべき力。それは、かごめの持つ弓だと悟りました。桔梗から譲り受けた弓には、桔梗の念がこもっている。奈落はそれを恐れているらしいのです。

瞳子もなかなかしゃれた技を持っていますね。生前はもっと柔らかい雰囲気で、優しそうに見えましたが、鈴の音一つで人を切り、その血で相手を縛るなんて、呪術みたいだな。桔梗は常に弓を手放しませんでしたが、本来武器ではない鈴だけで妖怪たちと渡り合ってきたのだとしたら、かなりすごいことに思えます。先週初登場したばかりの、一時的なゲストキャラのくせにぶち抜きのどアップになったことから考えると、作者にかなり気に入られているのかもしれません。
それにしても、瞳子は何を考えているのでしょう。自分の意思で言葉を話しているということは、自分の意思で行動しているということでしょうね。かつての琥珀のように、奈落に操られているわけではないようです。奈落の命令通り、かごめの命を奪おうとしているのでしょうか。巫女としてのプライドが、巫女の自覚を持たないかごめに敗北することを許さないのでしょうか。あるいは、念のこもった弓に魅せられて横取りするつもりなのでしょうか。奈落は倒すべき妖怪であるとわかっていて、手に負えないと判断し言うなりになって、奈落を倒す隙をうかがっているのでしょうか。
生前の瞳子は、いかにも善人そうで、あからさまに怪しい瀕死の男をそのまま葬ろうとする村人を止めて、慈悲深そうに近づいていき、そのくせちゃんと警戒して鈴を構え、男が蜘蛛の糸を吐いた瞬間に退治するというそつのなさが、あまり好感が持てませんでした。ですが、蘇ってからはなかなかダークなイメージでいい感じです。いつか元の亡骸に戻り、そのときには生前の優しい雰囲気に戻るのかもしれませんが、そのときはきっと悲しい気持ちになってしまうだろうな、と今から予感されてしまいます。瞳子さん、かごめが死なない程度にご健闘をお祈りします。



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