元・犬夜叉備忘録
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人生の一大事
ええええ。お兄ちゃん放置ですか。
そして、来ることはないだろうと思われたその日がついに来てしまいました。かごめの高校受験。
あれから十日経ち、琥珀はまだ眠ったままだそうです。点滴もないのに昏睡状態が続くということは、かなりやばい健康状態かと思われますが、四魂のかけらを仕込んでいるから大丈夫でしょう。しかし、あれから十日も兄は曲霊を追い続けているのでしょうか。
霊力の戻らぬかごめ、戦国時代では何の役にも立たないからか、現代に戻ってます。というか、大切な用事があるのですね。机の上に必要なものを準備し、気合いを入れてかごめは高校受験に向かいました。この日のために、妖怪退治や四魂のかけら集めの合間に受験勉強を重ねて来たのです。今回、霊力を失ったおかげで十日も休暇をもらったようで、きっと最後の追い込みができたと思われます。しかし、そんなかごめの受験に不吉な影が。それは、かごめの留守宅に「約束の十日後だ!」とかごめを迎えに来た犬夜叉でした。今日ばかりはかごめの邪魔をしてはならんというじいちゃんの言葉に耳を貸さず、犬夜叉はかごめを連れ戻しに飛び出しました。
一方、友人たちと落ち合って、受験校に向かう快速電車に乗り込むかごめ。迎えに来た犬夜叉に呼び止められ、ぞっとしますが、おすわりでつぶしてなんとか電車に乗り込みました。しかし、そんなことでめげる犬夜叉ではありません。果たしてかごめは無事入試を受けられるのでしょうか。
友人と共に目的地で電車を降りるかごめですが、満員電車から何とか降りられたものの、バッグがメタボリック男たちの壁の向こうになってしまい、引っ張り出そうとして手が滑り、電車はかごめの荷物を乗せたまま行ってしまいました。バッグの中には受験票が入っているのに。真っ青になるかごめの元に犬夜叉が追いつきます。
「あの電車を追って!」
かごめは友人が見ていようがお構いなしに、犬夜叉に負ぶさりました。犬夜叉も、かごめを連れ帰るという目的も忘れ、電車を追えという飼い主の新たな命令に従い、風のように走ります。「飛ぶように走るのね、かごめの彼って」と友人たちが感心しますが、これはボケと解釈していいのでしょうか。思い切りツッコミたいのですが。あれ見て、人間だと思うのですか?
次の停車駅で電車に追いつき、電車を敵だと思った犬夜叉が刀を抜きますが、かごめは構わず犬夜叉をおすわりでつぶし、自分が乗っていた車両でバッグを必死に探します。と、つぶされた犬夜叉の鼻が反応しました。発車時刻になり、ドアが閉まる寸前かごめは犬夜叉に電車から引きずり降ろされます。なぜ降ろすと怒りますが、犬夜叉の手にはかごめのバッグ。かごめの匂いがしたからわかったのですね。感動したかごめ、涙を浮かべて犬夜叉をひしと抱きしめました。バッグをかごめの遺失物と確認した駅員さんや乗客の見ている前です。堂々としたものですね。二人の絆を今更ながら見せつけられました。
かごめは大喜びでバッグの中を確認しますが、受験票はありません。再び真っ青になりますが、そこに、かごめのママがてくてくとやってきました。机の上に置きっぱなしだった受験票を届けにきたそうです。
元々、受験票を忘れてきたのですねえ。
元気に受験校に向かったかごめを見送った後、ママは犬夜叉の半妖丸出しの姿に気づき、隠しましょうか、と犬耳にスカーフを巻きました。

いや、ママが来てくれてよかったです。ママがいなければ犬夜叉は試験場までついて行き、あるいは壁にへばりついてかごめを監視し、かごめはきっと受験どころではなかったでしょう。合格できるはずがありません。かごめが合格できたらママのおかげです。やっぱり親ってありがたいものですよね。じいちゃんの言葉には耳を貸さなかった犬夜叉も、ママの言うことはちゃんと聞くと思うのです。ママが日暮家の一番の権力者であることは、犬の本能でわかっているはずですもの。
そして、ママが気づくまで犬夜叉は犬耳と緋色の衣という、あり得ない姿でうろついていましたが、周囲の反応は「コスプレだ!」と、それだけでした。漫画が子供のものだった時代は過去になり、今や漫画を読んで育った世代が親になり、そろそろ孫もできようかという年になっています。オタクや秋葉原を知らぬものはなく、メイドカフェや執事カフェ、若者がいい年して漫画雑誌を読みふけったり、漫画のキャラクターのような格好をしたりしても、何の違和感もない(はたしてそうかな?)時代になりました。いや、多少の違和感はあっても、そういう人種なのだと認められる社会的地位を築いたのですね。連載開始当初は、まさか犬夜叉が堂々と現代で駆け回ることなど想像もできなかったと思います。
それにしてもかごめ、受験が終わればすぐに戦国時代に戻るつもりだったのは理解できますが、受験当日に戻る約束をしてはいけませんね。朝っぱらから迎えに来られることも想定しなくてはなりません。試験が終われば当分現代に戻ることもないでしょうから、受験のあとくらい自宅でゆっくりくつろいでもいいし、戦国時代に戻りたければ自分で井戸に飛び込めばいいのです。やや読みが甘かったですね。
それにしてもかごめ、よく受験できましたね。卒業できるほど出席日数があったとはとても思えないのですが。
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