元・犬夜叉備忘録
感想書き、終了しました。ご愛読(?)ありがとうございました!
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憑依
曲霊に身体を乗っ取られてゆらりと立ち上がった琥珀。このまま四魂のかけらごと玉本体のところに持って行かれるのを防ぐにはどうするんだろう、と楽しみにしていましたが、あっさり持って行かれてしまいましたねー。
やはりミロサンでは曲霊と戦うには荷が重すぎました。琥珀を行かせまいとした弥勒が、琥珀の身体をぎゅっと抱いて、背後の曲霊本体だけを風穴で吸い、見事霊魂を吸い取ったと思ったのですが、曲霊in琥珀は背中の四魂のかけらの力であっさりと本体を再生しやがりました。やはり無駄でしたか。
しかし、無駄どころかとんでもないことに。弥勒は、人間が吸ってはならないものを吸ってしまったそうなのです。人間は普通何かを吸ったりはしないものですが。それは、悪霊の毒。弥勒の風穴がピチッとイヤな音を立てて弾けました。痛みや苦しみを感じなくても毒を吸えば身体は動かなくなり、弥勒は戦闘不能に。珊瑚も弟の、曲霊の力でバージョンアップした鎖鎌に為すすべもありません。琥珀の身体を傷つけるわけにはいかないし、戦えませんよね。りんが見かねて琥珀を止めようとしますが、曲霊のひと睨みであっさりと気絶しました。曲霊も幼女には、少年漫画の倫理上手荒なことはできないようです。
そういうわけで、犬夜叉がかごめを連れて戻ってきたときにはもう何もかも終わった後でした。楓の家は半分消失し、一同気絶しています。…唯一邪見は何ら被害を受けなかったはずですが、楓ばあちゃん大丈夫だったのかな。犬夜叉が、ぶっ倒れている弥勒の着物の襟をバッとはだけました。すると、右手の風穴から伸びた瘴気の傷は胸にまで達しています。幸い右の胸までですが、これが心臓に到達すると弥勒は死ぬ。その前に、弥勒の風穴からヒューッと風の音がもれています。これは、風穴が弥勒を飲み込む前兆なのでしょうか。瘴気の傷が心臓につくのが早いか、風穴にのまれるのが早いか、弥勒はもうすっかり覚悟を決めたように、ついに奈落を討ち果たせずに命を終える無念さをにじませたような表情です。薬老毒仙の薬で痛みや苦しみを感じなくなり、つい風穴を使いまくってしまった、と口では反省してますが、後悔の念は感じられません。
ほぼすべてが手遅れ状態になった頃、十日分離れた場所で殺生丸はようやく何かおかしいと感じ始めました。偽の曲霊と対峙しつつチラリと白夜に視線を走らせると、瞬時に白夜の腰のひょうたんを爪でまっぷたつに。そこには先日殺生丸の爆砕牙で切り裂かれた曲霊の肉片。逃げ遅れた曲霊の霊魂がまだ借り物の奈落の身体に染みついており、その臭いで殺生丸はおびき出されたのでした。充分時を稼ぐことができたと笑う白夜に、自分の失態に気づいた殺生丸の顔が微妙に動揺しているように見えます。村に残した手下三人の安否を思うと動揺どころか狼狽してしかるべき場面ですが、ほとんど顔に出さない兄上の胸中をいろいろ想像して楽しみましょう。

こうなってみると、かごめの高校受験って本当に人生の一大事だったのか、と思えてきます。犬夜叉がいれば、あんなにあっさりと曲霊に琥珀を四魂のかけらごと持って行かれることはなかったのではないでしょうか。高校入学が一年遅れたって、そんなに取り返しのつかないことでしょうか。戦国時代に留学することは決して無駄な時間ではありません。そもそも高校は義務教育ではないし、通信教育で高卒認定試験を受けて、友達と同じ大学に行くことだってできるはず。かごめが里帰りしていなければ、犬夜叉の留守に襲われることはなかったのに。いやいや、かごめのせいではありませんね。犬夜叉が朝っぱらから迎えに行くから悪いのです。日が暮れてから迎えに行けば、戦いに参加しそびれることはなかった。なにやら犬夜叉が、妻に外出されてどうしたらいいかわからず妻の外出先に妻を連れ戻しに行く超ウザいダメ夫に思えてきました。何百年も一人で生きてきたくせに、ちっとは自立しろよ。なんだか、仮に将来二人が結ばれたとして、かごめの「たまには一人で外出したっていいでしょう! いつもいつも一緒にいたら息が詰まるっていうのっ。あんたも一人で自分の時間を過ごしたらどうなの!?」と苛立つ声が聞こえてきそうなのですが。
しかし、考えようによっては犬夜叉はかごめを迎えに行っていたおかげで難を逃れたといえるかもしれません。犬夜叉には曲霊を倒す術がないのですから。あんなにあっさり琥珀を奪われずに済んだとしても、結局は奪われてしまったでしょう。そして犬夜叉はぼろぼろの瀕死状態になったかもしれません。弥勒は助かったかもしれないけど。やはり曲霊を倒せるのは天生牙を持つ殺生丸という気がします。ただ、あんなに犬夜叉の手を借りずに倒したがったということは、犬夜叉の手を借りてしまうかもしれません。爆砕牙と鉄砕牙が反応して、何か力を出すとか。
さて、自分がおびき出されたと知った殺生丸はきっと楓の村に猛ダッシュで舞い戻るでしょう。まさかこのままりんの安否を確かめもせず、楓の村から逃走する曲霊を追っていくなんて…ありそうだな、充分。
そして、瀕死の弥勒様、大丈夫なのでしょうか。今まで多くの準レギュラーが撤退、昇天していきましたが、レギュラー陣に死者は出てません。桔梗は厳密には登場時敵だったのでレギュラーとは考えないことにします(殺生丸もそうかな)。楓は出番ほとんどなくてもレギュラーですが。琥珀はどうしようかな~。…じゃなくて。弥勒様の安否が気になります。今回、犬夜叉に着物の襟をはだけられて、肩から胸にかけて露出されつつ顔を背けている姿が非常にせくしいでございました。そして、その後すぐ弥勒様は自分で襟を直したのです。悪霊の毒をたらふく吸い込んだ瀕死状態で、瘴気の傷にやられるか、自分の風穴に吸い込まれるかという状況で、はだけた襟を速やかに合わせるという行為に何か胸を打たれる思いがします。普段から羞恥心のかたまりで、肌を見せる状況に耐えられないという性格ならともかく、弥勒は少なくとも珊瑚と出会うまでは、行きずりの女性ともやりまくっていたはず。肌を見せることに羞恥心があるとも思えません。やはり弥勒は法師なのです。袈裟をだらしなく着ることに抵抗感があるのではないでしょうか。あのスケコマシな性格と、瀕死状態でも襟を合わせるきっちりした面とのギャップが、魅力的です。
弥勒様、死なないで~。
てか、弥勒が死んだらもう犬夜叉読まないもんっ。
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