元・犬夜叉備忘録
感想書き、終了しました。ご愛読(?)ありがとうございました!
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玉の完成
玉が完成したようです。とりあえず、おめでとうございます。
思えば、かごめが勢い余って四魂の玉を砕いて以来、飛び散ったかけらがあちこちで悲劇を生み出しました。ヤバイものはひとかたまりになっていた方が安全かもしれません。そして、今回はもうひとつのおめでとうございますがありました。

ようやく村に殺生丸様が到着なさいましたよ。ボスが出かけ、同僚がさらわれ、一人になった邪見は他にすることもないらしく、弥勒に文句を言っています。お前から出た邪気がりんを連れていった、どうしてくれる、と。そこまで言ってたかどうか忘れましたが、ともかく非常に怒っています。りんをさらわれたことで殺生丸様の怒りを買い、殺されるようなことにでもなったらと思うと弥勒を恨まずにいられない邪見の気持ちはわかります。しかし、そこに戻ってきた殺生丸は事態を察すると、邪見には目もくれず、飛び去ってしまいました。曲霊がりんを連れていくなら、行き先は奈落。目的は私の刀を封じること…。兄上には何もかもわかっているようです。顔がいいのに、頭もいいのですね。何も考えていない顔がいいだけの妖怪にも見えるのは、多分あまりに無口なせいで、損をしていると言えましょう。しかし、兄上は自分の評判など気にしてはおられますまい。
そして、場面は琥珀が倒れたところに戻ります。もうすでに荼毘に付され、埋められているかと思えば、まだ修羅場です。完全に事切れた琥珀のうつろな死に顔のアップ。生きていてもいいのですか、生きなくてはいけないよ、という姉弟の最後の会話を思い、四魂のかけらのなくなった琥珀の遺体を抱きしめて取り乱す珊瑚。死体には慣れているだろうに、よく知っている人の死体を前に動揺するかごめ。桔梗に続き琥珀をも救えなかった悔しさに気も狂わんばかりの犬夜叉。奈落はどこにいる、とかごめに叫びます。霊力がなくとも犬夜叉を導くことはできる、とかごめは奈落の真っ黒な四魂の玉の気配めがけて矢を射ました。その場所に冥道残月破を撃つ犬夜叉。しかし、冥道ははじき返されてしまいました。せっかく会得した冥道残月破ですが、どうも犬夜叉が効果的に使えた試しがないような気がします。真っ黒な雲の中で奈落が勝ち誇っています。桔梗の光などわしの邪気で塗りつぶした、と。かごめがいくら目をこらしてみても、奈落の玉にあるはずの桔梗の光が見あたりません。桔梗が最期の力を振り絞って玉に残した光は、奈落に負けてしまったのでしょうか。
ふと視線を落とすと、桔梗の光はなんと琥珀の身体にありました。四魂のかけらがあった場所で桔梗の光が琥珀を包んでいます。そして、鼓動と共に琥珀が目を開けました。
そうですか、その手がありましたか。桔梗の光は四魂のかけらに代わる生命維持装置となり得たのですか。なんかちょっと安直な気もしますが。
なにはともあれ、琥珀は生き返りました。きっとまだ何か役割があるのでしょう。というか、やはり正義感に溢れる子供が死んでしまうのは少年誌の倫理として許されることではないのかもしれませんね。琥珀が生前に犯した様々な罪は、一度死んだことで許されたと考えたいものです。
桔梗は、奈落を滅するよりも琥珀を救う方を選んでくれた。言葉にならない感謝が一行の中に溢れてきます。琥珀の最後のかけらを使って奈落を浄化する、という桔梗の計画に、珊瑚は最初反感を抱いていました。が、共に戦ううちに、いざとなれば鋼牙を助けたように、琥珀のことも助けようとしてくれるんじゃないの? と桔梗を信じる気持ちを持つようになっていました。そのときの珊瑚の読みがピタリと当たったような形になりましたね。というか、小さな桔梗の一点の光だけでは、奈落と曲霊を浄化することは不可能とみたのかもしれません。琥珀のかけらと一緒に奈落の玉に吸収され、奈落の邪気に塗りつぶされるくらいなら、琥珀の身体の中にいたほうが、いずれ活躍の場もあるかもしれませんしね。

ということは、どういうことになるのでしょうね。琥珀の身体は天生牙が効くようになったのでしょうか。琥珀は一度も天生牙に救われたことはないし、四魂のかけらで生きるものに天生牙が効かないというなら、琥珀はもう四魂のかけらで命をつながれてはいないのです。どうなのでしょう。
そして、いつの間にかなくなった鎖鎌はどうなるのでしょう。曲霊の力でスーパー化した鎖鎌は、琥珀が意識を取り戻した途端に曲霊の肉片の一部になったように見えました。そして、その後琥珀が鎖鎌を構えることはなく、死んだときは完全に丸腰でした。実はどこかに落ちていて、次からは何事もなく元に戻った鎖鎌を構えるのでしょうか。
そして、桔梗の光がずっと体内にあるということは、霊力が備わったと解釈していいのでしょうか。浄化の力を失ったかごめの替わりに、かごめの矢を突き立てて何でも浄化してしまえる力がついたと考えていいのでしょうか。桔梗の光があるということは、やっぱりかごめの矢が光って見える眼力も得たはずだし。その方面であまり活躍されるとかごめの立場がありませんが、どうなるのでしょうね。
ともあれ、これで琥珀は生き続けることができそうです。それどころか、今までは四魂のかけらを穢されて、簡単に敵に操られたりしていましたが、もうそんな心配はないでしょう。おまけに、四魂のかけらを狙う敵に命までついでに奪われる心配もなくなりました。かけらがなければ、琥珀の命など奪っても意味がありませんものね。他のメンバー同様、琥珀もバージョンアップしたと思っていいのかもしれません。

しかし、見事に予想が外れました。もう完全に琥珀は死んだと思ってましたから。なので、息絶えた琥珀の顔のアップには、子供の死に顔をアップで描くなんてひどいと思いましたが、これはもしかして生き返るのでは、とも思いました。りんのときも、あまりにりんの死体が紙面に晒されるので、これは生き返って、死んでいたことは笑い話になるのかもしれないと思いましたが、あのときと同じですね。いくら生前(かどうか微妙ですが)、身を守るためとはいえ悪事を重ねてきた琥珀といえど、まだ11歳の少年の死に顔をアップで描くなんて許されることではないと思います。ということは…生き返るのかと、期待を持って読んでいましたが、まさか桔梗の光が琥珀の命を繋いでくれるとは。急にそんな設定にされても何やら安直な気がするし、そんな力があるなら、奈落の玉から琥珀のかけらに移動したときに、さっさと琥珀のかけらを浄化したあと、琥珀の体内に移動してればよかったのです。そうすれば、かけらを抜かれても琥珀が息絶えることはなかったのに。わざわざ琥珀を一度死なせてから、抜かれたかけらから戻ってきたように思えて、あざとい演出を感じるな。
もちろん、かけらが引っこ抜かれても琥珀が平然としてたら読者は「?」となるし、琥珀が一度死んで周囲が修羅場になってから、おもむろに生き返る方が感動的だし、これでいいのは間違いありませんが。
まあ、これで琥珀のかけらを奪う一撃を放ったのが曲霊inりんだったとしても、りんが傷つくことはなくなったのでよかったです。
そして、犬夜叉の刀を封じるにはかごめ、殺生丸の刀を封じるにはりん、と適切に人質を取った奈落。思えば奈落が生まれたのは鬼蜘蛛の桔梗に対する浅ましい欲望からでした。浅ましい欲望といったって、ある種の恋愛感情には違いない気もするし(だって鬼蜘蛛の洞窟の土は何度も桔梗を守ったし)、奈落って意外に人の恋愛感情に敏感なのかもしれません。かごめの首をへし折ることもできたのに、あえて吸収しようとしたように、自分の手で人を殺すまいとする姿勢がどこから来るのか、いつかその謎が解けるのか。どうも奈落は理解しがたいキャラです。今回、奈落(曲霊)は、琥珀のかけらを奪うことではっきりと琥珀を殺したには違いないのですが、結果的に琥珀が死ななかったことで、罪の重さがぼやけてしまいました。奈落って、ホントに最終的に倒されるのでしょうか。案外、四魂の玉に浄化されて普通の人間に生まれ変わって玉はめでたく消滅し、その後奈落は人として幸せに暮らすというような結末だったりして。
何はともあれ、琥珀の生還、ホントにおめでとうございました。いろいろあり、何度も姉弟が刃を交えることがありましたが、これからは姉弟元通りの関係に戻り、一緒に活動してくれたらな、と思います。もうまっすぐに珊瑚の目を見ることができるようになり、姉から逃げる必要もなくなったのですから。それとも、また兄一行に戻るのかしら。殺生丸は、琥珀が犬一行に移籍しても別に何とも思わないに違いないですが、琥珀が姉と女友達のどちらを選ぶのか、楽しみです。
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