元・犬夜叉備忘録
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よみがえった光
曲霊が滅び、封印されていたかごめの霊力が戻りました。生まれたときから封印されていた霊力が戻ったのかもしれませんが、まだちょっとわかりません。曲霊に封印される前と変わらないようにも思えます。
ともかく霊力が戻ったのはめでたいめでたい。霊力が戻ったショックか、バランスを崩しただけか、奈落の厭がらせか、かごめはまたも落下します。飛びついて抱き留める犬夜叉。その妖怪化した顔がやっと元に戻りました。かごめの浄化の力のおかげです。それも殺生丸が曲霊を斬ってくれたおかげだ、と殺生丸にお礼を言おうと思ったら、もういません。かごめの霊力が奈落の瘴気を払っているらしく、りんの匂いが殺生丸に届いたのです。りんの元にまっしぐらに走る殺生丸を奈落の身体組織が邪魔します。奈落、不利になって慌てているのでしょうか。奈落の身体組織は中途参加組も襲い、七宝と邪見が弾き飛ばされてしまいました。命に別状はなさそうですが、三人は孤立してしまいます。琥珀一人が阿吽に乗ったままで、よりによって琥珀に機動力を残したのは奈落の余裕でしょうか。邪見はともかく、七宝は心細かろうなあ。
霊力を取り戻したかごめ、犬夜叉と本来のペアに戻り、再び四魂の玉を目指します。もう穢れた玉も怖くありません。かごめが一緒にいれば、犬夜叉が妖怪化することもないでしょう。そして、そこには奈落がいました。
曲霊がいなくなったからか、穢れた四魂の玉に清浄な一点の光が輝いています。やってきた犬かごに向かい、奈落はふてぶてしく笑いました。犬夜叉たちにとっては希望となるこの光を絶望の光に変えてやろう。かごめ、おまえの光が仲間を殺すのだ。
つまり、四魂の玉に一点の清浄な光が戻ったということは、奈落がその光を利用できるということらしいです。で、偽の光を弥勒に見せ、騙して風穴を開かせようというわけです。弥勒の風穴がすでに限界を超えていて、あと一度風穴を開けば弥勒は自分の風穴に飲まれる。それを奈落は知っていて犬かごに教えました。かごめが取り戻した光を使って弥勒を騙し、自分の風穴に飲ませようという奈落の作戦に、かごめは怒っています。
そして、珊瑚から逃げてこそこそと隠れている…かと思えば、大の字に寝そべっていた弥勒、よほど苦しいのでしょうね。しかし、さすが法師。差し込む一筋の光が清浄なものと感じ、その光の先に奈落がいる、と立ち上がりました。あっさり騙されて最後の風穴を開いてしまうのでしょうか。

四魂の玉の一点の光…何なのでしょう、あれは。かつて桔梗が残した光は、今、琥珀の命となって四魂の玉から離れています。もしかして一部がまだ玉に残っていたのでしょうか。それとも別物なのでしょうか。次回、弥勒様ピンチの模様ですが、あまり間抜けな死に方はしないで欲しいです。できれば死なずに済むといいのですが。死なないといいなあ。死なないでね弥勒様。
曲霊が斬られ、奈落は不利になったのでしょうか。曲霊が斬られないよりは斬られたほうが奈落に不利なのは間違いないと思うのですが、奈落、あまり焦っていませんね。なんだか戦闘の当事者というよりは傍観者のように思えます。ことの成り行きを眺めて楽しんでいるような。絶対に自分が勝つに決まっているという余裕なのか。それとも、この戦いは奈落にとってゲームのようなものに過ぎないのか。なんだか、奈落の犬夜叉たちに対する恨みとか憎しみとかが見えてこないのです。もちろん殺意も見えません。犬一行と殺生丸一行を倒して、自分は生き延びるのだという意志が感じられません。犬一行が死ぬかもしれないような窮地にとりあえず追い込んで、死ぬのか生きるのか、眺めて楽しんでいるだけのような気がしてきました。
奈落が自分の手を汚さない方針だったのは、こういう理由なのでしょうか。自分で確実にとどめを刺してしまったら相手が死ぬのは分かり切ったこと。それではつまらない。そうではなく、絶体絶命状態に追い込んで、さあどうやって切り抜けるのか、あるいはどういうふうに息絶えるか、眺めるのが楽しいだけだったりするのでしょうか。桔梗だけは本気で殺したかったようですが。
かごめが霊力を取り戻し、曲霊が死に、四魂の玉に清浄な光が戻り、戦いに不利になったのに、奈落が焦るでもなく平然と、というより、ますます楽しそうなのも、それならわかる気がします。もしも弥勒が自分の風穴に飲まれ、それを見た珊瑚が狂わんばかりに嘆き悲しむ姿を見られれば、奈落はきっととても楽しいに違いありません。弥勒を騙した清浄な光がかごめの力からくることを、かごめがどんなに悔しく思うか、想像するだけで奈落は楽しくて仕方ないでしょう。
奈落は犬夜叉たちと戦うのが楽しくてたまらないのでしょう。というより、他にすることがないに違いありません。奈落は圧倒的に強く、何と戦っても負けるはずがなく、何をしようとしても邪魔されることもありません。人間は無力でただ泣きながら死んでいくだけ。庶民を傷つけることなどすぐに飽きてしまうでしょう。唯一、奈落を阻もうとしてくれるのが犬一行だったり兄一行だったりするのです。奈落は自分と戦ってくれる相手との戦闘を思う存分楽しみたいのでしょう。自分が出ていけばすぐに終わってしまう。自分は奥深く隠れて動かず、策を練り、幻を見せ、動揺させ、騙し、悔しがらせ、絶望させ、それが穢れた四魂の玉に力を与えるのもうれしいでしょうが、何よりその姿を見たいのではないでしょうか。今まで妖怪化し、かごめを傷つけたことや桔梗を救えなかったことをグチグチと繰り返し思い出していた犬夜叉の姿は、奈落にとってきっとかつての琥珀同様可愛くてたまらなかったのではないかしら。
自由に動ける身体を得て、桔梗を奪って逃げるという鬼蜘蛛の心はすぐに奈落に飲み込まれました。奈落の生きる目的は何なのでしょう。そんなものはないのかもしれません。生きる意味も戦う意味も見いだせず、ただ悪さをして恨みを買い、自分と戦ってくれる相手を求めて暇をつぶしているだけなのかも。そして、自分と戦おうとする相手を怒らせ、憎ませ、絶望させ、滅ぶさまを見て楽しむのです。なんだか、忙しい親を振り向かせようとして万引きする小学生のようですが。
いつか、犬夜叉たちが勝利するとき、奈落は自分の最期をも楽しむ余裕があるでしょうか。それとも今の余裕は、自分が圧倒的に強いと信じているから出てくるものなのでしょうか。その辺を眺めて楽しむのは、私たち読者の権利というわけなのでしょうね。うわ、自分が奈落以下に思えてきました。
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