元・犬夜叉備忘録
感想書き、終了しました。ご愛読(?)ありがとうございました!
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真っ暗な闇の中で四魂の玉と向き合うかごめ。事態が把握できているのでしょうか。
先週の高校生活は、かごめの高校生活をこの漫画の中で描くことはできないだろうから、せめて幻の中で高校生になったかごめの制服姿を読者に見せてあげようという作者のサービス精神などではありませんでした。どうやら、四魂の玉がかごめに見せていた幻のようです。
友達と一緒の高校生活。学校帰りにファストフード店でコイバナに花を咲かせ、ボーイフレンドと映画を見て、クラブ活動に励み、家族と共に食卓を囲み、平和に楽しく暮らす毎日。それは、かごめにとってはついさっきまで実際に経験していたことみたい。それくらいリアルな幻を見せられていたのですね。
あれはお前が過ごすはずだった日々。あの世界に帰りたいか、と四魂の玉がかごめに問います。帰りたくば、四魂の玉に願え。さもなくばお前は一生このまま、この暗い闇の中で独りぼっちだ。
かごめは弓を手に、母や弟や祖父を呼びます。それから犬夜叉や弥勒や珊瑚を呼びます。けれど返事はありません。かごめの周囲はただひたすら広がる闇。
一方、犬夜叉も闇の中をかごめを探して駆け回っています。犬夜叉の周囲もひたすら闇ですが、どこからかかごめを呼ぶ声が聞こえました。井戸のなくなった地面に向かい、かごめの名を叫び続ける家族や友人に、かごめは俺が連れ戻す、と言いました。
かごめを探してさらに走り回ると、目の前に妖怪が現れました。鉄砕牙で難なく切り刻みますが、ばらばらになった肉片がまた妖怪に変化しました。そして言います。探さずとも巫女は必ずここへ来る、と。
この闇は冥界に続く道ではなく、四魂の玉の中なんだそうです。奈落が願をかけた四魂の玉の力で冥道に捕らわれたかごめが四魂の玉の中にいるのはわかりますが、鉄砕牙が開いた冥道に飛び込んだ犬夜叉がなぜ四魂の玉の中にいるのかわかりません。でも、犬夜叉が四魂の玉の中にいるのなら、かごめを助けに行けそうですね。
四魂の玉の中にいる妖怪が言うには、かごめが助かろうとして、我が身可愛さに元の世界に戻りたいという願いを四魂の玉にしたなら、かごめは四魂の玉の中で永遠に妖怪と戦い続けなければならなくなるそうです。そして、四魂の玉は次の時代に生き残り、新たな持ち主を得て、永遠に因果が断ち切れないというわけですね。
話を聞き、犬夜叉はすっ飛んでいきました。俺が行くまで負けるな、頑張れ。しかし、その頃かごめはたった独りで闇の中に立ちつくし、孤独に涙を流し、今にも膝から崩れ落ちてしまいそうです。帰りたい、あの世界に帰りたい。かごめは四魂の玉に願ってしまうのでしょうか。

なるほどね。四魂の玉とかごめの戦いは、心理戦なのね。矢で見事打ち抜いて浄化できたと思ったのに、それだけでは駄目なのですね。正しい願いをすれば、玉は昇華する。でも、玉は生きていて、存在し続けたい。だから間違った願いをかごめにさせようとして、平和な生活の幻を見せたのですね。平和で楽しい生活だからこそ、今の状態との落差が大きく感じられるのでしょう。かごめは、井戸から戦国時代に迷い込み、誰一人知るもののいない世界でもくじけませんでした。村の巫女と崇められる楓ばあちゃんに大切にされ、犬夜叉に守られるという恵まれた状態だったからでもあるでしょう。でも今は独りです。しかも周囲は果てしない闇。誰もいません。二つの世界を行き来して忙しく暮らしてきたかごめが、どちらの世界からも離れた闇の中で孤独に涙を流しているのです。元の世界に帰りたいと四魂の玉に願ってしまっても、責める気持ちにはなりません。ま、犬夜叉が駆けつければそんなことにはならないでしょうが。
それにしても、四魂の玉の中って広いのですね。あらゆる時間のあらゆる場所とつながっているのでしょうか。この闇のどこかに今も翠子がいて、妖怪と戦い続けているのですね。弥勒やその祖先の風穴ともつながってないかな。犬夜叉がかごめのママと会話できたということは、四魂の玉の世界は現代の日暮神社の井戸の近くにも広がっているようですが、もしかしたら井戸が特別だからなのかもしれませんね。
かごめは元の世界に戻りたそうですが、戦国時代ではなく現代に戻りたいということなのでしょうか。このままかごめが現代に戻ったら、七宝があまりにも可哀想です。ミロサンも、このままかごめに会うことがなければ、かごめは死んだものと思うでしょう。現代に戻るにしろ、一度戦国時代に戻れるといいですね。いつか二つの世界のどちらかを選ばなければならなくなる、とかごめが回想ふうにナレーション入れてたことがありましたが、そろそろその時が近づいているのでしょう。
奈落を倒し、四魂の玉を昇華させることができ、さあどっちの世界を選ぶのかとかごめに尋ねたら、かごめはきっと悩むに違いない。ただ、もしも犬夜叉が奈落との戦いで死んでいたら、そんなに悩まず現代を選ぶと思う。弥勒や珊瑚も生まれたところで暮らすのが一番だと背中を押してくれるだろうし、つらい記憶の残る戦国時代を選ぶ理由はない。かごめが悩むのは、家族や友人が現代にいて犬夜叉が戦国時代にいる場合だ。犬夜叉にそれが理解できるなら、可能ならば犬夜叉が現代に行くという選択肢もあるだろうな。戦国時代の井戸を通って犬夜叉だけが現代に行くことができたのはなぜかという理由はおいといて、そういう結末にすることもできるように、そうしておいたのではないだろうか。さて、犬夜叉だけが現代に行くことができた理由は、今後明かされるのでしょうか。


ファン様(…って、名前じゃないよなあ)
暖かな励まし、ありがとうございます。しっとりと癒されましたです。別に、特に気にしているわけでもないのですが、感想をアップするのをすっかり忘れていたところを見ると、やはり動揺していたのでしょうか。動揺というより、何かしようとしているときに別の用事を発見して片づけるうち、その前にしようとしていたことを忘れるという、よくある老化現象でしょうね。原作を読んだ後にお越し下さっているとのこと、ありがとうございます。原作を読んで頂きたいので、感想は一週遅れくらいのほうがいいのかしらなどと思っております。
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