元・犬夜叉備忘録
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運命
かごめが消えて井戸がなくなった場所で、七宝がずっとかごめを心配しています。見張りを替わろうと珊瑚が言いますが、七宝はただかごめの身を案じてそこに座っています。奈落を倒してすべてが終わると思ったが、四魂の玉の因縁はまだ切れないか、と風穴の呪いが解けた喜びを味わう暇もなく沈んだ表情の弥勒。
かごめは闇の中で、四魂の玉に虐められています。お前は戦国時代にいるべき人間ではない。帰れ。今願えば闇から抜け出し、元の世界に戻ることができるのか、とかごめの心は揺れているようです。
かごめを探して駆け回る犬夜叉の前に、また妖怪が現れました。そして、妖怪と戦う人のようなものが。翠子さんだそうです。四魂の玉が生まれてからずっとこの中で妖怪と戦い続けているのだそうです。そして、もう二度と見ることもないと思っていた顔までありました。蜘蛛の巣の中央に人見家若殿の首。爆砕牙に切り刻まれて最後に残った奈落のパーツがありました。生きているのかと犬夜叉が驚きますが、ちゃんと死んでいるのだそうです。でも、もうすぐ目覚める。かごめが闇の恐怖に負け、我が身可愛さに元の世界に戻りたいと四魂の玉に願ったとき、かごめは四魂の玉に取り込まれ、そのとき奈落が目覚め、かごめと奈落は四魂の玉の中で永遠に魂の戦いを続けることになるのだそうです。四魂の玉の一部となって、玉の中で戦い続ける。それは、かごめが四魂の玉を戦国時代に運び戻したときから決まっていた、かごめの運命なのだそうです。
かごめは四魂の玉の中で戦い続けるために生まれてきた。妖怪の言葉に犬夜叉がキレました。かごめはそんなことのために生まれてきたんじゃない。かごめがいたから仲間たちと出会えた。仲間を信じることも、仲間に頼ることも、共に泣いたり笑ったりすることも、かごめがいたから経験することができた。かごめは、俺と出会うために生まれてきてくれたんだ。そして、俺も。俺もどうだというのか、その先も言ってみて欲しかったのですが、犬夜叉がかごめに会うために生まれてきたのかどうか、その辺は四魂の玉にとって興味のないことだろうと思ったのでしょうか。
さあ願えと四魂の玉がかごめを唆しますが、孤独と闇の心細さに崩れそうになりながらもかごめは持ちこたえています。桔梗は、もう一度犬夜叉に会いたいと願った。奈落が願ったことだってごくささやかなこと。四魂の玉は、本当の望みを叶えてはくれない。
そして、じいちゃんの言葉を思い返します。正しい願いをすれば、四魂の玉は消滅する。正しい願いがなんなのか、今わかった。でも、それを口にすれば、私はどうなるの。
そして、かごめの耳に犬夜叉の声がようやく届きました。

かごめ、正しい願いがなんなのかわかったようですね。私にはさっぱりわかりません。何を願えば四魂の玉は昇華されるのでしょうか。
来週こそは犬夜叉がかごめの元に到着しそうですし、犬夜叉を人間にしてもらえば、桔梗の見立て通り玉は消滅するのでしょうかね。でも、正しい願いがわかったと言うかごめの様子から、そういう願いでもなさそうに思えます。
なんだか、昔読んだある短編を思い出しました。誰か一人殺してやるから死後に魂を寄こせと言う悪魔とつい契約してしまった男。たまたま殺してやりたい人間がいたから契約しちゃったけど、よく考えると自分の魂を悪魔に渡してでも殺したいかというと、それほどでもない。どうせならもっとビッグなヤツを殺してみたい。悪魔に殺したい相手の名前を早く言えと迫られて、男が口にしたのは「お前死ね」。
まさかねー、四魂の玉に向かって、あんたが消えることが私の望みよ、なんて有りでしょうか。確かに、この場で四魂の玉に消えろと言うのは、今玉の中にいるかごめとしては、自分がどうなるのかって考えちゃいますね。自分がどうなろうと、忌まわしい玉を消滅させることが巫女の勤めでもあるでしょうが、やっと高校生になったばかりの少女に自分を犠牲にしても玉の消滅を願えというのは酷でしょう。
しかし、ということは奈落が四魂の玉に願をかけた内容は、「四魂の玉の中でかごめと永遠に戦いたい」ということだったのかしら。つまり、奈落にとっては死ぬことも、ほんの少しの間眠るだけのつもりだったのかもしれません。すぐに目覚めて、四魂の玉の中でかごめと戦えると思っていたのかも。せっかく登場したのだから殿に目覚めて頂きたい気もしますが、そうするとかごめは生涯玉の中なのかな。奈落を目覚めさせて、かごめが心理戦で奈落に圧勝した後、奈落もろとも玉を消滅させて欲しい気もしますが、どうでしょう。
しかし、かごめが元の世界に帰りたいとすぐに口にしないのはさすがです。四魂の玉は本当の望みを叶えてくれない。真の闇の中で、心細さに泣きながらもそれに気づいているかごめがすごいです。駆けつけた犬夜叉に「元の世界に戻りたいと願ったら、永遠にここで妖怪と戦わなければならなくなるぞ」と聞かされ、「えーっ、そうなんだ。じゃあ願うのやめとこ」ということになったら、巫女としてのかごめが台無しになります。かごめは犬夜叉が駆けつける前に、正しい願いについて気づいていなければならなかったのです。
で、何なのでしょうね。正しい願いって。
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